「青い山脈」
監督・今井正
主演・原節子
途中T2の記事を挟んでしまったけど
原節子、主演シリーズに戻ります。
すごい作品ですね、、というか、企画、5度も映画化されてます。
撮り方にもよると思いますが、この作品が一番原節子さんが
美しく撮れているように思いました。
というのも、ずるいですね、、。木暮実千代さんは別にして
他の女子高生は照明のあてかたか、メイクの仕方は
しりませんが、原さんとの肌の色の白さがぜんぜん違う、、。
また、NHKも酷だ、。
知らなかったけど、ものすごいところでこの映画終わるんですよ
と思ったら、前後編の二本立てだった。
是非、後編も放送して欲しい。
というか、竜崎一郎さんが反対波にボコボコにされるところで
終わるんですが、あんなところで、終えられたら、
誰だって、続編見に行くでしょ、、。ズルすぎ。
また、主題歌が国民唱歌みたいになっていますが、
劇中で流れるテンポと私の知っているテンポが全然違う。
ライブを重ねるうちにテンポが上がっていくのは、
ロックや、HR、HMと同じで、世界的普遍事項らしい。
波乱を巻き起こす女は、杉葉子で、順番がテレコになってしまったけど、
本作で、杉葉子はデビューだったそうな、、。
こりゃ、印象に残るな、、、。スターなりますよ、、。
また、現在のアニメ、オタクでもキャラ立ての一つの道具に
なっている"ドジっ娘"ですが、もうすでに、本作で登場。
リボンを付け、眼鏡っ娘の若山セツ子だ。
いくら先生がいるとはいえ、
寝てしまうなんて、杉葉子より、油断し過ぎで、破廉恥で問題行動だろう!!。
なんか、あのテーマ曲を劇伴にして自転車を乗るシーンだけが、
刷り込まれているけど、前編では一切そんなシーンない。
竜崎一郎のほうが、自転車乗ってる。
進歩の象徴だったのかな、、、。
男女交際ぐらいで、学校の名誉とか、いうのはすこし古い気もするけど、
あんな感じで、クラスでわーわー言って揉めたり、街中のうわさなったりという
ワイドショー的ドミノ倒しタイプの展開は、よくわかるし、おもしろい。
とにかく、女教師として美しすぎる。
でも、映画的には、そんなに大した作品で班ないと思う、、。
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「山の音」
☆☆☆1/2ぐらいかな。要するに映画的には普通でした。