「麗しのサブリナ」
監督・ビリー・ワイルダー
主演・オードリー・ヘップバーン
これも、超ビッグネームの監督による超有名作品。
これはね、脚本、正直、ずるいわ。
これ、脚本のB・ワイルダーが書いているんですよね。
よく、こんな女性目線で書けますね、、。脚本が。
そこにまず脱帽。
ただ、きっかけというか、こういうのは、よくあるんですよね。
今までパンツとかタイツとか丸出しで三輪車こいだり、鬼ごっこしてた女の子が、
(それ見て、こいつは、駄目だな、、とか思ったりするんですけど)
気がついたら、すんごい綺麗な女の子になってるって
男性だったら、とくにおっさん系は近所の子とか、親戚の
女の子とかでええええーってびっくりする時が往々にして在るんですよ。
あの子がこんなに成ってんの?っていうのが。
(その逆も時々あるので、女性は御注意を)
別にロリコンとか、そういうのじゃなくて、、も、あるんですよ。
その辺が、着想点なんだと思います。
きれいになる前の演出でも、車をブンブカ、ガレージ締め切った状況で
エンジンふかして 、オードリーの顔煤だらけ
みたいな、ちょっとくさい演出というか、あざといシークエンスが
あるんですが、もう、このときから、十二分綺麗で魅力的じゃん。
もっと、メガネかけさせるとか、芋臭くするとか、しないと、、。
最初からオードリー・ヘップバーンが綺麗すぎます。
だって、パリから帰国しても、衣装が変わったぐらいじゃん。
これは、オードリーヘップバーン起用している時点で110%ずるいわ、、。
「バタアシ金魚」って邦画は、変えてましてからね、、、。女優を。
ちなみに、「バタアシ金魚」の原作は名作マンガです。
閑話休題。
それと、これ、超女目線の恋愛もので、結局どっち転んでも、
めっちゃハッピーになれるでしょ。
それもずるい。
弟と結婚すると、ちょっと浮気とかで苦労しそうですが。
又、堅物の兄貴の方をハンフリー・ボガートがしてるのは知ってけど
弟を誰がしてるかしらなかったんですね、、。
なんと、割りとどころか、かなりシブい役の多いウィリアム・ホールデン。
髪まで金髪に染めて、かなり無理して演じております。
ちょっとふたりとも、老け過ぎかな、、。アップと動きが辛い。
それと、先取りしてておもしろいなぁ、て思ったのが、
この会社の時期主力商品がプラスティックなんですよ。
この後、というか、よくオタクキングの岡田斗司夫さんがいうのですが、
1970年の大阪万博にかけて、一大プラスティックの時代がやってきます。
ところが、このプラスティックがそのまま燃やすと、一大公害物質に
なって何年も残るとは、、、誰も予想してなかったという、、。
でも、よく日が当たって割れる洗濯バサミとか見てると、
プラスティックって太陽に当てると、ぼろぼろになりそうですが、、。
これ、最初、恋愛者で、退屈するかな、、なんて、思っていたのですが、
結構面白かったです。
特に、男性の私でも楽しめたので、女性の鑑賞者は、
もっと食いつけたハズ。逆に駄目だったかも、、、。
ちなみに、どれが、サブリナ・パンツか、わからなかった私です。
これが、サブリナパンツらしい。
家入レオがサブリナってうたってましたね。
ちょっと辛めで
☆☆☆☆
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