「オブリビオン」
監督・ジョセフ・コシンスキー
主演・トム・クルーズ
私、幼いころ、特撮技師とか特撮の監督をやりたかったぐらいで、
基本SFは大好きです。
映画では、どんな面白くない映画でも今まで見たことのなかったもの映像、
ビジュアルをみてみたい。
と、つねに思ってて、この「オブリビオン」はロード・ショーで見逃したので
めっちゃ楽しみにしてました。
でも、
だけどね、、、。よく出来ているんだけど、、うーん、できは、微妙。
トム・クルーズって結構SF好きでいっぱい出ているんですよね。
それと、アメリカ人って三大正確には、4大プロスポーツのどれかが
好きなんだけど、トム・クルーズは野球好き。
舞台を映画化した「ア・フュー・グッドメン」でも、草野球のシーンにバットを加えてました。
本作でも、NYヤンキースのベースボール・ハットに、
首振り人形(これは、すべてのプロ選手がやってます)後、バイク好きも有名ですよね。
「MI」シリーズ。
プロデューサーまでは兼ねてない作品でも、
結構トム・クルーズも作品に口をだすことで
有名だとか、前、町山さんが言ってました。
これ、原作が、グラフィックノベルでどんなんだそれ?って
思っていたけど、ググると
こんな画像が拾えて、大人向けの絵本みたいな感じ。
文章で語るアメコミよりは、フランスのBDよりの作品らしい。
原作のビジュアルがあんまり、映画そのもののプロダクションデザインに
影響を与えているとは思わないけど、、。
それで、集めた画像ペタペタ貼っちゃうと、
ジェイミー・ラニスターじゃなかった、ニコライ・コスター=ワルドー
が出てるよ。
ゲムスロもいつかこのblogで語らしてください、原作からのコアなファンなので。
デザイナー誰か知らないけど、球体を基調にしててメカもかっこいい。
ドローン。
めちゃめちゃかっこいい、なんて呼ぶのか知らないけど、飛行機。
デザインは、いい。SFで重要なプロダクションデザインはいい。
この辺から、
ネタバレになります。
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所謂、滅んじゃった地球が舞台で、ディストピアもの。
地球や残った人間を守っているはずが、、、、という
まぁ、いい切ってしまうと、SFとしてはちょっと陳腐な設定なんですよ。
で、それが、ラスト前のツイストで180度ターンして、地動説を聞いたぐらいの
衝撃を受けて、もう一回、180度ターンして、主人公として
の強烈な自己犠牲でドラマを生むというわけなんですが、、。
なんか弱いんですよね、、。
衝撃というか、展開が、。
だけど、これ以上、どこをどうやったら面白くなるのか、
ちょっと不明。脚本上はめちゃめちゃうまく纏まっていて、
よく出来ています。
陳腐という表現では表しきれない、残念さを持っています。
正直、フツーというか、あんまり面白くなかった。
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評価
☆☆☆1/8ぐらい。
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