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「ザ・マミー 呪われた砂漠の女王」
監督・アレックス・カーツマン
主演・トム・クルーズ

 これ、冒頭にちょこっとクレジットされますが、ユニバーサル映画で
制作される、ダークユニバースと呼ばれる、ホラーのリブート作品の一本です。
 本編、Tクルーズで「ミイラ」(オリジナルはそういうタイトル)
次作は、ハビエル・バルデムで「フランケンシュタインの花嫁」らしい、んでその次は
ジョニー・デップで「透明男」となるらしい。 
 で、この作品にも出てきましたが"プロディジウム"という
ロンドンの地下で秘密基地みたいにしてモンスターや超自然現象を
色々研究している、特別機関が三作通じて関係してくるらしい。 
 ラッセル・クロウが、(たぶんジキルとハイド)やけにキャラ立ちさせてましたから、
全部にボスキャラとして、(いいほうの、と悪い方の)出るのではないでしょうか、、。

 本作、一言感想としては、
 おもしろかった。意外と、、というのが、つくけど、、、。

 単純に盗掘して、ミイラに襲われて、、、って単純な展開だったら嫌だなって
思ってたんだけど、違ってよかった。
 やっぱりハリウッドの脚本家さん考えてるは、、、色々と。

 これ、どのへんまで、書いてセーフか全然わかんないんだけど、
トムクルーズの立ち位置が微妙なんですよ、、。
 いいほうか、悪いほうか、わかんない。
 それが、最後まで、話を引っぱる要因になってるし、
展開がスリリングでした。

 ただ、まぁ、ミイラをエンドクレジットでundeadってスタントの
ところでなってましたが、、ほぼ、ゾンビ感覚で扱っているのは、
芸がないような気がするのと、まぁ突き詰めるとそうなるのかな、、と
楽しみつつ不満な面もありました。
 一応、ハンナプトラでもありましたが、
ミイラサイドは虫を自由に扱えるという
特技を持っています、あと、砂嵐かな。
 それと、この監督さん、良かれと思ってでしょうが、
小ネタでギャグというか、コメディリリーフをいれてきます、
うーんどうだろう、、。面白くないことないけど、ちょっと全体の雰囲気からは
ミスマッチ。
  それと、多分欧米人というか、キリスト教国関係の人がショックなのは、
 冒頭、十字軍のお墓がロンドン後可で見つかったってあるんですが、
その死体が、どっちにつくかという、、、この騎士たちが跪くシーンはちょっと
衝撃ではないかと、、。
 それと、最初に書くべきでしたが、本作、ホラーと言うより、アクション映画ですね。
ハムナプトラがそうだったように、、。
 まぁ、そこそこ怖いシーンがありますが、次々どうなるどうなるみたいな
引っ張り方でドライブしてます。
 特に、冒頭の戦闘シーンから一気ですよ、、展開は。
 それと、ツッコマせていただくなら、ロンドンの地下の水が
あんなに澄んでてきれいな筈がないと、、。

 でも、ミイラの叩くだけって戦い方は、新感覚!。
 
 

 ネタバレ


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 これ、ね、トム・クルーズの立ち位置がキーだって書きましたが、
流石に、最後の戦いはすごいし、目をみはるものがあったし、
あの、目玉に光彩っていうんですか、あれが倍になるアイデアは
かっちょいい。

 でも、ちょっと最後の最後の処理の仕方はずるいわ、、。

 逆に勉強になりました。なんとなく、ああ描くと、
ハッピーエンドになるというのは。 

 極めて、ハリウッド的で面白いです。
アクション映画としてみましょう。

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評価、一応総じて、面白かったので、おまけで5つ
☆☆☆☆☆。