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「マイノリティ・リポート」
監督・スティーブン・スピルバーグ
主演・トム・クルーズ

 まぁ企画進行の経緯はしりませんが、ハリウッド的というか、
スタジオ、プロデューサー的には完全な仕事ぶりの大作SF映画。

 原作はPKディックだし、PKディックものすごい多作家で
(というか、日本で翻訳しすぎ)でリアルタイムじゃないのに
コンプリしてないかいえるぐらい、めっちゃよんだ作家です。
 犯罪とSFによる記憶や個人個体認識の危うさとか、ミュータントに
よる予知とか、めっちゃPKディックっぽい。
 本人の生活態度とかにも問題あると思うですが、実人生では
あんまり恵まれなかったらしんですよね。
 模造記憶とか、よくPKディックの文学的質を表していると思うけど、
自分のアイデンティティが実に危うい?。もしくは、顔とか個体認証なんて
どうにもなるじゃんってずーっと思い続けていた人です。

 制作陣としては、第二の「ブレードランナー」を目指したのが
ありありと伺えますが、、、果たして、、。
 SFでいつも筆者が重要視する、プロダクションデザインは、
新しいのか、スティームパンク的な50’SのSF的センスをとっているのか、
微妙で、かっこいいのか、ダサいのか、わかりません。
 そのなかで、かっこいいのがトム・クルーズが乗る赤いレクサスの
ロゴまで入った車。
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 今は、もっと、ボディの真ん中に凸のラインが入って
早そうに見せたりと、ちょっと2020年代向けには、古そうな
感じもしますが、個人的には、好き。
 AKIRAの金田のバックができるバイクじゃないけど、
電動カーになると4輪に全部モーターが個別について、もっと違う
走り方になるそうですが、、、。専門外なので、このへんで。

 この映画気づいている人居ると思いますが、上記のレクサスに
加えて、逃げたプレコグにGAPの服を与えたりと実名の
ブランドが出てきますよね、、。

 これ、ロードショー時には、注意してみないと内容ついていけないよ、
ってよく注意されていましたが。
 さすがに、二回目ですが、そうでもなかった。
 1つ目の事件(トム・クルーズの子供誘拐)にミスディレクションされているだけで、
そこにもう一本、システム全体が関わる事件があると思えば
 逆にめっちゃシンプル。
 だけど、プレコグの予測も、アガサが何度も、選べるって言っているとおり
予測ならびに、運命を変えられる(事件が起きないいいほうにだけですが)
と思えば、より一層、この作品が理解しやすく、わかりやすいかな、。

 なんか、しばらくして、見ると、割と普通な作品だったりする映画ですね。
というか、予測でタイムパラドックスあ適用されるから、
あんまり脚本いじれないないんじゃないでしょうか、、。
 そんなことも思いました。
 
 あまり出てこないけど、
2002_Minority_Report_091 kathryn morris
 この人、キャスリン・モリスってどっかみたことあると思っていたけど、
大ヒットドラマ「コールド・ケース」の主人公やってる人です。
 このときから、若返った!?。

 なんかリッチ感とかはあるけど、今見ると普通のSFだな。
 二回目だと脚本が理解しやすいからでしょうか、、、。

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