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「ダウン・バイ・ロー」
監督・ジム・ジャームッシュ
主演・トム・ウェイツ/ジョン・ルーリー/ロベルト・ベニーニ

 ジム・ジャームッシュも80年代の量産されたスタジオ映画の
なかではほぼ個人映画スタイルで撮られていて、
存在はそれこそ稀有の中の稀有。
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」は本当に凄い映画だと思う。
まぁ、個人映画だから低予算のセンスで勝負作品なんだけど、
冒頭の強烈な”I put the spell on you”とともに、長い長いフォローで
あのハンガリーの女の子が現れるシーンのセンスなんて最高の一言。
 またこの女の子がなんて言ってるのかしらないけど、
ど頭に来るって言い続けるとか、
あとは、全編微妙な、なんとも説明し難いセンスで
ダメダメ感で語られていくんだけど、とにかくすごかった。

 で、その次作にあたるのが本作なんだけど、、、、。

 これはちょっと駄目だわ。
 ハンガリー語がベリー二のイタリア語に変わったんだろうけど、
まぁまぁ自虐ネタのダメダメ感は囚人なんだから出てるんだろうけど。
 あの「ストレンジャー・ザン・パラダイス」の全編あふれる、
映像表現としてのセンスはどこに行ったんだ?と問いたい。
 恐ろしいほど全然センスが感じられない。
 劇中のストーリーテリングも全然ないし、、、。
 ロベルト・ベニーニという才人?が米国映画人の
目にとまるようになったという作品かな、、、。
 正直、全然おすすめできない。

 ただ、ジム・ジャームッシュをコンプリしてるわけじゃないけど、
このあとの、「ナイト・オン・ザ・プラネット」はめっちゃ好きなんですけど。

評価
☆☆。