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「マッドマックス怒りのデス・ロード」
監督・ジョージ・ミラー
主演・トム・ハーディ

 これもね、ロードショーのときにギリギリまでみるかやめるか迷ったんだわ。
でね、ネット等の口コミはめっちゃ評判がよくて、
余計迷ったんだけど、結局おバカさ向けのアクションオンリーの
映画でしょって見送ったんだけど、
 まさかNHKでこの映画をやるとは、、、。

 見たら、すごいの一言。なんなんだこのパワーは。
おバカさん向けとか、そんなの超越するこの映画そのものの力は
なんなんだ!!。
 だけど、はっきり言って、全員狂ってる。
 製作者も演者も鑑賞者も携わった人全員。
 だけど、狂ってるってことは、普通の正常な人より
行き過ぎてて拘っているってことなんですよね。
 普通の人が諦めたり、やめるところをやめないで、
そこを突破して作っているってことなんだってことに見てて気付きました。

 それに映画って基本大衆娯楽作品で、低俗観賞用商品です。
狂っていて何が悪いんだ。
おばかで何が悪いんだ。
 でも、本作すべてを過剰にすれば、面白くなるってことの証明では
無いと思う。
 もちろん、構成が極々シンプルで明快極まりないってことには
違いないんだけど、よくよく考えると、脚本に無理がなくて
整合性が取れているんですよね。
 脚本が良く出来ている。←おバカムーヴィーとか言っておいてこの変節ぶり。
 とはいえ、ご都合主義ではあると思うんだけど、、、。
 どうしてあの砦だけ水があるんだとか、谷で爆破させても、
あの大群が歩いて戻ってくるだろうとか、、。

 トム・ハーディーもいいですよね。メル・ギブソンより
タフさがでているんじゃないでしょうか。
 この人ももともと悪役なんですよね。気がついたら俳優の実力
でいい側にすり寄ってたみたいに。

 そしてシャリーズ・セロン。この人はね、スキンヘッドに不具の役を
今回もやってますけど、根性ある女優なんですよ、。
 本当に、事務所やエージェントがイメージが付くからやめろって
いうところを女優の職業根性でどれだけ乗り越えてきたか。
 モンスタ-で演技派ってことになってると思うけど、
(この映画も絶対見てね、壮絶通り越してるから)
だけど、モンスターのときのブス加減を見ろ!!。
 一番根性あるなぁって思ったのは、実はモンスターではなくて
タイトル忘れたんだけど天才の子供の母親役をすんごい
若い時にやったんですね。その歳とルックスで、、みたいな。
ハンコック、プロメテウスとSFならお任せ
って感じに最近はなってますけど、本当に女優業に誇りを持って
取り組んでる職業意識をもったすごい女優さんだと思う。

 ただ監督のジョージ・ミラーは実は、この作品を作るに際して
めちゃめちゃ構想をねってたんじゃないかと勝手に推測します。
 私もおバカ映画とか言いながら、マッドマックスの1、2までは
記憶がある。
 だけど、3のサンダードームは記憶すら無い。
見たとは思うんだけど、、。
 あのオーストラリアチームで作った豚の映画にも
携わっているそうだけど、屈折25年ぐらいですよ、、。
 結実してよかったですね、としか言いようがない。

 それと、アカデミーでマッドマックスが受賞したりノミネートされたりする時代が
来るなんて誰が想像したでしょう。
 これ、女性なんか特に最初から敬遠する人多いと思いますが、
絶対公開はしないし、そんな露骨な残酷描写もないので、
見てみてください。そして一緒に狂って舞い踊ってください。
 
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評価
☆☆☆☆☆。