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「三国志 司馬懿 軍師連盟」
監督・チャン・ヨンシン
主演・ウー・ショウポー

 50話あたりにして孔明さんの北伐が始まり、急に面白くなってきました。
 というか、自分の知っているところに来てそう描くのか
とか、三国志ファンとしてはミーハーな見方をしているだけですが、、。 
 やっと軍師として司馬懿親子が活躍する感じですかね。

 この前の40話あたりは曹丕の話が主なんですけど、
ほぼ完全に宮廷劇、というより後宮劇。
 曹丕って帝位についてからも短いしあんまり活躍もしてないんですけど
こんなドロドロ女とやってたのか、、ぐらい。
 まぁ甄宓って袁紹の息子(次男だっけ?)から勝ち戦
ついでに勝手に奪い取ってきた女性ですからね。
(実は曹操が狙ってたぐらい)
 揉めて当たり前。この辺は三国志 Secret of three kingdoms でも丁寧に描かれてました。
 あと宗室と訳されてますが、司馬家と曹家ならびに親戚の夏侯家
との確執がこんなにあったのかと驚いております。
 この辺が魏を乗っ取る伏線になるんでしょうか?。

 空城の計は見事でしたね。
 一般的な三國志だと、司馬親子がただオロオロして責められないって
演出なんですけど、孔明、仲達のふたりの30分ぐらいの
語りのシーンは最高。
 刃を孔明さんに向けた司馬懿に孔明さんが言い放つ一言が痛烈。
「こんなことをして、あんたの息子は大丈夫なのか?」
 この一言で司馬懿の刃が止まります。
 子供は親の所業を背負って生きていかなければなりません。
 でも、結局、この一言で止まるのですごいのは孔明さんじゃんとか
思っちゃいますが、、、。

 戦のシーンが全然ないとか書きましたが、司馬懿が戦に関わっていないから
描かれていなかっただけでなんですね。
 ちょっと見直しましたし、
 相変わらず、ドラマとしては王道の三国志ですね。